BUSINESS 業務内容

研削加工とは回転している専用の砥石を用いて、加工物を削り取っていく加工のことです。
昔ながらの手動で機械を操作する「汎用研削盤」と、機械が自動で行う「NC研削盤」があります。
超硬や、セラミック、鉄、焼き入れ鋼、ステンレス、シリコンなど、様々な材質を加工することができます。
あらゆる精密加工の中で最も精度の出る加工方法で、熟練した技術を持つ弊社では0.001mmの精度で加工することが可能です。

細い銅やタングステンでできたワイヤー線を放電させ、その熱によって素材を切断する加工方法です。
イメージ図のように、加工材に対しては接触せずに加工を行います。
そのため材料の硬さに関わらず、導電性のあるあらゆる素材を加工することができます。
いわゆる「ダイカット」や「パンチカット」と呼ばれる加工により、様々な形状を加工します。
弊社では豊富な加工経験を持ち、超硬やステンレス、インコネル、導電性セラミックのような難削材でも容易に加工することが可能です。

銅や銅タングステンなどを用いた電極を作成し、電極を放電させ、製品を溶かしながらハンコのように形を転写する加工方法です。
工具Rが付かないため、角形状が必要なザグリ加工は片彫り放電加工でないと加工ができません。
マシニング加工では削ることが困難なインコネルやチタン、ステンレス材、超硬合金も容易に加工ができます。
材質については、ワイヤー放電加工と同様に、導電性のあるあらゆる素材を加工することができます。

コンタリング加工とは、工作物の輪郭に沿って形状を仕上げる加工のことです。
弊社ではパソコンでプログラムを作り、NC研削盤を用いてコンタリング加工を行います。
ワイヤー放電加工やプロファイル加工では加工ができない、長い形状の製品を形作ることができます。
また、砥石成型により加工のできない超硬やセラミックに対しても有効です。

同様に形状を加工する方法として成形研削加工ががあります。
成形研削加工はダイヤモンドを用いて砥石を成形し、その砥石で研削加工を行うことで製品に形状をつける技術です。
鉄製品に対して使用します。
状況に応じて、砥粒の種類や番手を的確に判断するノウハウも必要となってきます。
近年、砥石を成形する技術が失われつつありますが、弊社では成形研削加工の技術を有しております。